京都市による自転車撤去に関するニュース

京都市は7日から、放置自転車の撤去を平日に加え休日も実施する。夜間撤去も週1回に増やし、これまで不十分だった休日と夜間の中心市街地での放置対策を強化していく。

 京都市はこれまで平日のみ駅周辺や繁華街などで放置自転車の撤去を実施していた。しかし、木屋町通烏丸通などの繁華街周辺では、休日や夜間に買い物客や飲食店の従業員らが放置することが多く、対策が求められていた。

 このため、本年度から撤去を委託する業者との契約を見直し土日祝日も実施、月2回だった夜間撤去も週1回に増やす。

 撤去の強化で駐輪場の利用が増えるとみられ、民間の駐輪場整備の促進につなげる狙いもある。市自転車政策課は「お年寄りも安心して歩けるまちにするため、駐輪場を活用してほしい」と呼び掛けていく。

現場で捜査中の下京署員の自転車が4日、放置自転車として京都市に撤去される「珍事」があった。道路上の自転車は市条例で撤去対象だが、公務中の警察官は除外されている。同署は「一般の自転車との違いが分かりにくかったのでは」としている。 市や下京署によると、4日午後1時ごろ、通報を受けた七条堀川交番の署員2人が下京区のJR京都駅近くのマンションに自転車2台で駆けつけ、一部が歩道にかかるように道路に止めた。約1時間半後、署に戻ろうとすると自転車はなく、路上に撤去を告げる張り紙があったという。 最近の警察の自転車はあえ..